僕はバイクが大好きです。
自動二輪中型限定、いわゆる「中免」を取得したのが二十歳の冬。仲間内では遅い方で、経験やメカニック知識の差は歴然でした。
みんなと対等に走りたい、「小野も一人前のバイク乗りだ」と認めてもらいたい。…そんな想いから、僕は限定解除に通いました。そして二十一歳の夏、7回目にして限定解除試験に合格。神奈川県在住の僕は二俣川に通っていたんですが、当時はもう暴走族も下火になっていて、噂ほどシビアではなかったようです。
限定解除できたことで、コンプレックスはなくなりました。でも、自分で「バイクに乗るのが上手い」とは、とても思いません。もちろん、中免取りたての頃よりは進歩していると思いますし、してなきゃお話になりませんね…